虫歯でお困りの方へ

虫歯の治療には保険治療と保険外治療（自費治療）があります。当ページでは、それぞれの治療の流れ、治療費の目安、治療法などご紹介します。

１. 保険治療の場合

治療の流れ

① 問診票に痛みがあるか、症状の時期、以前治療したところかどうかなど詳細をお書きください。

② レントゲンを撮ります。

③ 検査をして痛みがある場合、応急処置や処方をします。

④ 虫歯の状況によって通院回数が異なりますが、虫歯が小さい場合は１回か２回で終わります。

保険治療費の目安（自己負担３割の場合）

虫歯が深い場合・虫歯が神経まで達している場合

① 虫歯が深い場合は、神経の除去治療を行います。

• 三回以上の通院が必要です。
• 神経の治療は保険治療で自己負担３割で5,000円〜

② 被せ物の型取り、仮歯をセットします。

神経の清掃が終わったら土台を作り被せ物の型取りをします。また、歯に「テンポラリークラウン（一時的な仮歯）」を入れます。

③ 技工所で製作された被せ物をセットします。

• 保険治療ですと　銀歯（パラジウム合金クラウン）とプラスチックのクラウンが製作可能です。
  ※ 前歯・奥歯によって値段に差があります

テンポラリークラウン（一時的な仮歯）について

テンポラリー（一時的な）　クラウン（被せ）から仮歯を和製英訳して名付けられました。

仮歯は即重レジンと呼ばれるプラスチックの元となる粉と液体を混ぜて歯の形に成形させ入れます。字のごとく一時的なものですので簡易的に製作して被せ物ができるまで使用します。

虫歯の治療は虫歯ができた部位（前歯か奥歯か）や、仮歯に使う材料の種類（金属かプラスチックか）、そして虫歯の深さ（神経まで達してるかどうか）によって治療費や通院回数が異なります。

保険治療の場合のまとめ

虫歯が浅ければ一回の治療で3000円以内で済みますが、虫歯が深い難易度の高い治療になると数十回の来院が必要になったり、それが結局抜歯になってしまうこともあります。

２. 自費治療の場合

耐摩耗性改良型コンポジットレジンでの治療

保険で使われているコンポジットレジンとくらべ耐摩耗性、強度において改良されたコンポジットレジンになります。Miコンセプトに則った治療で極限まではの切削は最小限にとどめて充填します。

ドックベストセメントを使用した「なるべく削らない歯科治療」

ドックベストセメントに含有される銅の抗菌作用によって虫歯を全て取り切らないで殺菌できる治療方法になります。これによって今まで神経を取らないといけなかった方でも高確率で神経を温存できる治療法です。

高透過性ジルコニアクラウンでの治療

当院で使われる被せ物は人工ダイヤモンドの強度を持つジルコニアと呼ばれる被せ物を進めており、その中でもジルコニアクラウンの最新技術で生み出せれた高透過性ジルコニアで治療しております。

特徴は、ジルコニアクラウンでありながらオールセラミック並みの透明度が再現でき、強度は４５０mpaと非常に強い強度を持っています。

自費治療で行う仮歯プロビショナルレストレーションについて

欧米の歯科医院ではプロビショナルコントロール、プロビショナルプロトコールとも呼ばれてい「Provisional」は、「Pro （前の・前段階の）」「Visional (視覚的な)」という単語を合わした造語になります。

意味は、最終的な補綴物（被せ物）を作る前のビジュアル化されたものというものです。

このプロビショナルレストレーションは被せ物と歯肉の調和を生むように仮歯の立ち上がりをコントロールしたり、被せ物の咬合ポイントを仮歯で足し算引き算をして調和させます。

そのため保険で作られる一時的な仮歯とは違い最終の被せ物を作るにあたり何度か通院が必要になる場合があります。

カリソルブによる虫歯を切削しない治療法

カリソルブは歯をドリルで削られたくない方、たくさん削られたくない方にオススメの治療法です。

カリソルブを虫歯で汚染された場所に３０秒塗ることでドリルで削らずに虫歯を除去し、プラスチックで充填します。

当院ではその他アイコンでのホワイトスポット治療、高強度セラミックを使った治療など最新の歯科治療を揃えております。

詳しくは担当ドクターまでお問い合わせください。