こんにちは巣鴨ヴェリ歯科クリニック院長の田島です。
巣鴨といえばおばあちゃんの街ということでお茶屋さんがたくさんあります。
先日テレビでインフルエンザ対策にお茶を飲むことがいいと勧められていましたが、実は歯に取ってもお茶はとても役立つのです。
今回は知っておきたいお茶の力、歯に役立つことをまとめました。
目次
お茶成分カテキンで歯を救う?
お茶の中に含まれている成分カテキンには様々な効果があり、歯にとってすごくいいんです。
カテキンの力はプラーク除去効果がある
お茶を含んでうがいをしたグループとそうでない水でうがいをしたグループを比較した時に、お茶でゆすいだグループには歯についた汚れ、プラーク除去効果があったという研究があります。
またプラークが歯につくこと自体も抑制されます。
カテキンのちからには歯周病抑制効果がある
お茶はプラークの汚れを除去したり、形成抑制効果がありますが、歯周病にも有効です。
お茶成分カテキンには歯周病によって起こる炎症を抑制させる効果もあります。
歯周病菌に対して抗菌作用があり、歯を支える歯槽骨が溶けてしまうことを防ぎます。
抜歯した後に血が止まらなければティーバックを噛む
抜歯後、血が止まらない場合の応急処置としてお茶ティーバックを噛む方法があります。
お茶の成分に止血を促す成分があるため血が止まらずご自宅でできる緊急時の対応方です。
バイオマテリアルとしてのカテキン
茶カテキンにはバイオマテリアル(人工生物材料)を作る顔も持っています。
カテキンにより骨再生材料を作ったり、歯根膜細胞シートの培養に成功したとの報告もあります。
近い将来、歯周病で失われた骨を再生するだけでなく、IPS細胞、幹細胞、細胞シートなど幅広い分野に使われるかもしれませんね。
薬用お茶うがいピュリフレッシュUNO1
身近にできる口腔ケアとしてお茶うがいが活用的ですよね。
でも『お茶に含まれている糖分が心配だったり、なんだか後味がいやだな。』
と思っている方。
そんな方にはピュリフレッシュUNO1をお勧めします。
お茶成分カテキンを主にハーブ由来の洗口液です。後味もお茶と言うより洗口液でゆすいだ感覚なのでスッキリします。
ピュリフレッシュの使い方
①コップに3〜5プッシュして水で希釈
②ゆすいでください。
③水のみで再度ゆすいで終了です。
歯磨きの前後でも、帰宅後や起床した後でも、どんな時で使えます。また寝たきりや不慮の事故で口腔ケアが不十分な方にもお勧めなうがいです。
まとめ
お茶は日本人にとって馴染みがあり、身近なものです。体にとっても、歯にとっても素晴らしいお茶で歯と体を健康に保ちましょう。
ピュリフレッシュは普通のお茶うがいに抵抗がある方にお勧めな洗口液です。
うがいだけでプラークが全て落とせるわけではありませんので。3カ月おきの歯科受診と毎日の歯磨きをきちんと行なうことを心がけてくださいね。
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