こんにちはヴェリ歯科クリニック院長田島です。
仮歯がかけた時、外れた時、皆さんそういったご経験ありますか。
仮歯とは差し歯や被せ物をする時に一時的に入れるプラスチック製の差し歯です。
プラスチック製の差し歯を仮のセメントで歯に仮付けし、本物の差し歯が出来上がるまでの間使用します。
仮歯が割れたり、外れたりと仮歯期間中に起こるトラブルについて今回はお話いたします。
目次
仮歯が取れた、かけたら?
①すぐにかかりつけ歯科医院に連絡
仮歯が取れた、かけたらまずはかかりつけの歯医者さんに連絡してください。
そして応急処置ができる日があるかどうか聞いてみてください。かけた仮歯の中の歯に神経がまだ生きていたり、仮歯の部分が前歯のような見た目で支障をきたすような場所であればすぐに行ってもいいかどうか聞いてみてください。
もしすぐにかかりつけの歯医者さんにいけるのであればそれに越したことはありません。
②近くの歯科医院に連絡応急処置ができるかどうかを聞く。
もしかかりつけの歯科医院が自宅から遠い場合、また応急処置がすぐにはできないと言われた場合、やむをえませんが近くの歯科医院さんへご連絡してみてください。
歯科医院さんによっては他院でした治療の応急処置を断る歯科医院さんもあるのでまず
『かかりつけの歯科医院で入れてもらった仮歯の応急処置ができますか。』
と聞いてみてください。
応急処置が終わりましたら、かかりつけ歯科医院に一言連絡するとよりいいでしょう。
③海外や旅行中の時に仮歯がかけたら、外れたら?
海外や旅行中に仮歯が割れたり外れたりしたら、一体どうしましょう?
まずご自身の歯が痛いか痛くないかで判断しましょう。
歯が痛い場合、それはおよそ歯の神経がまだ生きていて空気や水によってしみることが考えられます。
ほっといておくと痛みが敏感になり最悪、神経の痛み、歯髄炎になってしまう可能性もあります。
歯が痛い場合は渡航先の歯科医院へ受診されることをお勧めします。国内であれば旅行先歯科医院、海外でもハワイ、グアム、韓国、シンガポール、ベトナム、台湾、など日本から人気のある国では日本語対応している歯医者さんもあるようですね。
④如何しても自分でどうにかしたい場合は?
仮歯が外れた時、歯医者さんにいける時間がなく如何してもご自身でできる対処法をご紹介します。
が、あくまで応急処置にしか過ぎませんのでなるべく連絡を取って歯医者さんに行ってください。
やり方を誤るとかえってトラブルが起こるので決してご自身で判断せず担当の先生に相談してみてください。
ポリデントなどの義歯吸着剤を使う方法
仮歯の中を爪楊枝などで可能な限り水洗いをします。
その後乾燥させ仮歯内の水分がない状態にします。
仮歯が入った歯も可能な限り歯ブラシで綺麗にして、ティッシュなどで歯を乾燥させます。
ポリデントを仮歯の中に米粒ほど入れて歯につけます。
歯医者さんに行く前のための応急処置にしか過ぎません。
接着剤を使う方法
歯や仮歯を先ほどのように綺麗に洗い乾燥させます。
接着剤を仮歯の片面に点状でつけます。米粒2点くらいで構いません。この時なるべく接着剤が歯からはみ出ないようにします。
誤ったつけ方をしてしまうと仮歯と歯がずれてくっついてしまい、噛み合わせに異常が起きることもあります。
また接着剤が多いと歯の外にはみ出てしまい歯肉炎になることもあります。
注意したいこと
④はやり方を間違えるとかえってトラブルになることもあります。なるべく避けたい方法ですが如何してもの場合はかかりつけの先生にやってもいいかどうか聞いてみてくださいね。
またかかりつけ歯科医院へ行く日までは外れた仮歯の部分で硬いもの、ガム、キャラメルなど粘着性のものなどは噛まないでください。
まとめ
仮歯が外れたりかけたりした場合はご自身の歯に神経があるのか神経の治療が済んでいる歯なのかで対応が変わります。
神経治療済みの場合は焦らなくても大丈夫です。これ以上痛みが増すことはありません。
しかし舌で触れていたかったり、ものが挟まりやすくなったりしますのでなるべく早く歯科医院にいって仮歯を補修してもらいましょう。
神経がある歯の場合はおそらく水や空気がしみて痛いと思います。すぐに連絡をして対処してもらいましょう。
前歯のような審美的な部分の仮歯が割れたり欠けた場合も早めに対処してもらいましょう。
ヴェリ歯科クリニックの歯科治療
虫歯で お困りの方へ |
歯周病で お困りの方へ |
インプラントを お考えの方へ |
矯正治療を お考えの方へ |
歯を 白くしたい方へ |
虫歯で お困りの方へ |
歯周病で お困りの方へ |
インプラントを お考えの方へ |
矯正治療を お考えの方へ |
歯を 白くしたい方へ |