http://seidentest.com/yaotome-hikaru-kyosei/より引用
こんにちは、ヴェリ歯科クリニック院長の田島です。
芸能人でも最近は見えない矯正法で知らず知らずに歯並びが改善している方も多くなりましたよね。
先日日曜日の番組で八乙女光さんも矯正をしていることを話しており以前より八重歯を含めた歯並びが改善してきたように感じます。
歯並びを治す芸能人が多い中で今回は八重歯を治す矯正法と八乙女さんが行った矯正法についてお話しします。
目次
八乙女光さんのような八重歯の芸能人は?八重歯ってなに?
八重歯と言う語源には諸説あるようですが八重桜のように重なっている説や水谷八重子さんと言う女優さんから派生した説などなど。
芸能人でも八重歯の方は多く、藤原竜也さん、板野友美さん、広末涼子さん、村上信五さん、福士蒼汰さんなど数々の著名な方や芸能人が八重歯です。
そんな八重歯、チャームポイントとして魅力的とされていますが、それは日本だけのようです。
海外では八重歯のことをダブルトゥース、デビルトゥース、もしくはヴァンパイアトゥースと呼ばれています。八重歯は歯並びが整っていない状態であり、少なくとも魅力的とはされていません。
イギリスのデイリーニュースではなぜ日本人は八重歯を可愛いらしい象徴だと思っているのかと言うトピックまであるようです。
八重歯のことを歯科専門用語では犬歯唇側転位と呼ばれ、これらは日本人(アジア人)は顎が小さい民族なのでよく見られる歯並びです。
八乙女光さんはなぜ八重歯を矯正したの?八重歯のデメリットとは?
① 虫歯になりやすい
八重歯があることで歯磨きの清掃性が悪くなります。
表側、裏側、隣接側で虫歯にかかるリスクは大きいと思ってください。
② 歯周炎になりやすい
同じく八重歯は歯ぐきのコンディションも悪く、歯周ポケットもできやすくなります。しっかりした歯茎を保つには歯磨きやデンタルフロスなどの補助具を使った清掃が必須になります。
③ 噛み合わせとしての犬歯の働きが得られない
犬歯唇側転位になると犬歯が外側に転位しているのでちゃんと噛み合いません。犬歯は以前話したように噛み合わせとして重要な働きをしています。
犬歯の働きが得られない噛み合わせは奥歯に負担がかかる噛み合わせになります。
八重歯を改善する方法 -歯を削る削る矯正法と削らない矯正法-
歯を削って被せる審美治療
現在のように歯科矯正が進化していない時代ではその多くの治療が歯を削って被せる治療がメインでした。
スピード矯正とも呼ばれていますが、実際は矯正治療ではなく被せ物治療になります。芸能人でも多くの方がこの治療法で短期間に白い歯を作られています。
メリットは短期間で審美的な歯を得られるのですが、デメリットとしてはやはり歯を削らなければなりません。
削る本数も6歯程度と複数になり、本来削らなくていい健康な歯をも削ることになります。
歯を削らない矯正法
歯を削らない治療として矯正治療があります。
歯に固定装置をつけて歯を移動させる方法です。
以前は表側からワイヤーをつける矯正法しかありませんでしたが、現在は固定装置を裏側に付ける方法やマウスピースによる矯正法があります。
八乙女光さんが行った八重歯の見えない矯正法
インビザライン(マウスピース矯正)
マウスピース矯正はクリアライナー、アソアライナー、アクアシステムなどなど色々なメーカーでマウスピース装置を開発されています。
初回の型取りで数十個のマウスピースを作るのであとは患者さま自身が数週間おきにマウスピースをはめるだけになります。
メリット
1日20時間のマウスピースをつけているだけで数ミリ歯が動きます。食事や人と会話をするときなどの限られた時間以外に歯にセットするので周囲からは矯正をしているようには見えません。
デメリット
マウスピースでの矯正は歯の根を回転するなどの複雑な移動が苦手です。
また抜歯をしないと綺麗に並ばない症例にも不向きです。
すべての症例がマウスピース治療で可能なわけではないので症例を選びながら、どの矯正方法が効果的か見極める必要があります。
インビザライン
インビザラインという特殊なマウスピース矯正法があります。
初回の型取りで数十個のマウスピースを作り、患者様自身が数週間おきにマウスピースを付け替えていく方法です。
この方法では、他のマウスピース矯正に比べて歯にレジンをつけることで歯の複雑な移動を可能にしています。(おそらく八乙女くんもこのレジンをつけられていると思います。)
これにより多少の歯の回転運動や歯を牽引する運動も可能になりましたがワイヤーに比べるとまだ劣っているのが現状です。
裏側矯正
裏側矯正は歯の裏側に装置をつけて引っ張る矯正法で芸能人だと、ももクロの百田夏菜子さんやマツコデラックスさんなどがされているらしいです。
マウスピース矯正よりもしっかりと歯を移動させることが可能になります。
まとめ
マウスピース矯正も裏側矯正も現在デジタル治療が進化していて初診の患者さんでも歯型と骨格のデータから矯正装置のデザインが算定され、歯の移動距離や装置の設置場所なども分かるようになりました。
今後進んでいくとセルフ矯正治療のような患者さん自身で出来る矯正もできるようになるのかもしれませんね。
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