こんにちはヴェリ歯科クリニックの院長田島です。
まずは最初に
『虫歯は甘いものを取りすぎたり、歯磨きをしないと必ずできてしまいます。』
でも人生で甘いものを食べない世界は悲しいと思いませんか。虫歯になりたくない。
だけど甘い物は食べたい!
という時に私見ですが甘いものを食べるならせめて朝食の時がおすすめです。
なぜ甘いものを食べるなら朝食の時なのかをまとめてみました。
目次
甘いものを食べるなら朝食の時が虫歯になりにくい?
朝食時に甘いものを食べれば必ず虫歯にならないというわけではありません。
では朝食時以外で甘い物をどの時間帯に食べると虫歯になりやすいでしょう。
甘いものをちょくちょく間食すると虫歯になりやすい
間食をこまめにすると虫歯になりやすくなります。これは唾液の成分が関係しています。
口の中は常に中性の状態(PH7.0)を保っていますが食事をすることで一時的に酸性に傾きます。唾液の働きによってしばらく経つとまた酸性から中性に戻ります。
しかしちょくちょく糖分を間食することで中性に戻れず口の中が酸性状態が長時間維持されます。
これは虫歯にとって繁殖しやすい環境と言えます。
夜寝てる間が虫歯菌の活動時間
夜寝てる間は最も口の中の菌が繁殖する時間帯です。
また唾液の分泌も少なくなり口の中がさらに虫歯を含めた菌の活動しやすい時間になります。
間食をしていても夜寝る前にでも、しっかりと歯磨きをすれば虫歯になるのを防げますがあえて甘いものを食べるなら朝食後をお勧めします。
朝食の時に甘い物が言いわけ
朝食に甘いものを食べる習慣があるイタリアでは朝からビスケットやタルト、ケーキなどが食卓に並ばれます。
では朝食に甘い物は歯にとっていいのでしょうか。
いえ、決してどんな時でも甘い物は歯にとっては良くありません。
しかしあえてお勧めするのにはこんな理由があるからです。
朝食の後空腹がなくなり間食をとることが少ない
朝食を抜いたりする方が多いですが、昼食までの空腹をなくし間食をすることが減ります。
ちょくちょく間食をすることは虫歯になりやすくなります。
血糖が上がり脳の活動を活発にする
朝食時に糖分を取ることで脳の働きを活発にさせます。脳はブドウ糖などの炭水化物でしか栄養をとることができません。
そのため朝の糖分の摂取は脳にとってはいいと言えます。
まとめ
夜の甘いもの摂取は虫歯になりやすくなる。
昼食時はカロリー過多になってしまう。
では間食の時?
と消去法で考えると甘いものは朝食時がおすすめです。
しかし朝甘いものを食べた後は必ず、歯磨きをしましょう。そしてキシリトールガムを食べて虫歯予防しましょう。
朝は甘いものだけでなくしっかり他の栄養も取りましょう。
ちょくちょく食べることを避けることで歯にいい生活を送りましょうね。
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