巣鴨の歯医者「ヴェリ歯科クリニック」が発信する歯の知識

スマイルラインとリップから審美的な差し歯を作る?

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こんにちはヴェリ歯科クリニック院長の田島です。

歯を綺麗に作るために、笑顔の素敵な歯になるためには唇を参考にします。

唇、それも下の唇のリップラインを参考にします。

今回は綺麗な差し歯を作るのに参考にしたいリップラインについてお話しします。

スマイルを見て歯を作る?スマイルラインと歯の関係

差し歯を作るために噛み合わせを考え、歯茎の状態を健康にしなければなりません。

綺麗で審美的な歯の前に歯茎を綺麗にして噛み合わせがいい状態にしなければなりません。

そしてこの二つが整った時、初めて審美的な治療に移行できます。

今回はリップと歯の関係についてまとめてみました。

①軽く微笑んだ時に下唇に歯の先が少し触れるくらいが審美的

人によって笑い方には個人差がありますが、うっすら笑っている状態のことをaverage smile (アベレージスマイル)と言います。

この状態で歯の先端(特に真ん中の歯中切歯)が下唇に軽く触れるか触れないかが審美的に美しいと言われています。

ヴェリ歯科クリニックでは唇の状態も参考にして差し歯を作る参考にしています。

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↑上の写真は前歯2本が差し歯の症例です。

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↑上の写真は前歯6本が差し歯の症例です。

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上の写真は右上の歯が差し歯の症例です。

②大きく笑った時の歯の先端を結んだラインと唇のラインが平行

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リップラインと歯の先端同士を結んだラインが連動的に調和していると審美的と言われています。

③笑った時、歯の先端が上リップから女性なら3mm男性なら2mm下にあるのが審美的

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笑った時に前歯の先端が上リップから3mm下にあると審美的と言われます。女性の場合は少し長い方が審美的と言われ、欧米人女性では3.5mm下に作りわざと歯を強調させるようです。

男性の場合はやや短く2mm前後が審美的と言われています。

まとめ

唇と前歯の長さの関係少し理解いただけたでしょうか。

先ほどお話ししたように審美的な治療は歯茎が綺麗で噛み合わせが安定していることが大前提ですよ。

また唇と歯の関係以外にも歯の角度、歯の形、黄金比など様々な要素を参考に差し歯を製作します。

綺麗な差し歯を作るためにはまず仮歯や治療前のワックスアップ診断の段階でシュミレーションしていきます。

ワックスアップについてはこちら

黄金比についてはこちら

参考文書

ボンディッドポーセレンレストレイションズ―バイオミメティック・アプローチ

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