こんにちはヴェリ歯科クリニックです。
虫歯の治療をしたのに何故歯がしみて痛くなるの?
と感じた方はいるのではないでしょうか。
詰め物、インレーを入れる時にしみるのはなぜ?虫歯を削ったらしみるのはなぜ?についてまとめました。
目次
虫歯治療で歯を削ったのにしみるのはなぜ?
虫歯治療で歯を削ると削った刺激が歯の中心部の神経近くまで伝わります。
例えばひじをぶつけたときにキーンと痺れたことはありますか?
ひじの近くにある橈骨神経近くを刺激することでこの痺れは起こります。
人間の神経近くまで刺激を与えれば誰しも痛みを伴います。
では歯の神経はどのようなメカニズムで痛みが伝わるのでしょう?
歯を削ると象牙質が露出してしみる
虫歯を削っていくと歯の中心部にある象牙質と呼ばれる層まで達します。
この象牙質は30%がコラーゲン(水分)で組成されています。
象牙質まで削ると水や空気また削った時の刺激が直接神経まで響き痛みが出ます。
それには象牙質にある象牙細管が関係しています。
象牙細管にあるセンサーは刺激を感知し神経へ直接伝達
象牙質の組成は象牙細管と呼ばれる管状の構造体で成り立っています。
象牙細管は歯の中心にある神経まで連なっています。
歯に刺激を受けると象牙細管にあるセンサーが反応し刺激がダイレクトに歯髄(神経)に伝わります。
このセンサーはナトリウム、カリウムなどが関係する浸透圧によって反応します。
詰め物(インレー)を入れたのにしみる時の対処法
詰め物(インレー)を入れたのに歯ブラシをしたときや冷たいものを飲んだ時にしみる時の対処法についてまとめました。
しばらく様子を見る
冷たい刺激や歯ブラシによる刺激は一過性に神経がしみているためです。
気になるとは思いますが一時的に過敏になった神経が鈍化するまで待ちましょう。
人によって一週間ほどで痛みは軽減しますが、痛みの度合いは個人差があり一ヶ月ほど痛みが続く方もいらっしゃいます。
知覚過敏用歯磨き粉を使う
しみる感じが治らない場合は象牙細管が過敏に反応している可能性があります。
知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで象牙細管を封鎖させてしみさせないようにします。
まとめ
虫歯を治しに歯医者さんに行ったのに歯がしみてしまった!
でもその原因を知っていれば不安は無くなります。
もし虫歯治療で歯がずっとしみてしまったらしばらく様子を見てみましょう。
でも痛みがずっと続いたり、痛みが強くなった場合は無理をせず歯医者さんに診てもらいましょう。
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